公開講座

頌栄の森~教員のひとり言~

頌栄短期大学の専任教員がひとり言をつぶやくコーナーです。お気軽にご覧ください。

2017年9月は、杉山 宗尚先生のひとり言です。

施設見学~しあわせの村へ~

 さあ、後期が始まりました。本学は後期開始時にもオリエンテーション期間があり、礼拝から始まり、進路ガイダンスや実習事前指導が行われます。その後、2年生は幼稚園教諭免許状取得に向けて教育実習に参加します。
 1年生は、施設見学として、オリエンテーション期間中に頌栄幼稚園へ行きます。その後は、頌栄保育園、西鈴蘭台頌栄保育園、しあわせの村へグループごとに分かれて参加します。これも毎年1年生の後期が始まると実施している授業の一環です。事前指導に位置づけられているものです。
 私は施設実習の担当のため、毎年、神戸市北区にある「しあわせの村」への引率をしています。今年も行ってきました。4日間に分かれて参加するので、学生数は1年生全体の4分の1です。今年は30名ちょっとの学生を引率しました。「しあわせの村に行って何するの?」「遊びに行ってるの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。レジャースポットとして有名ですよね。キャンプ場があったり、子どもたちが遊べる遊具があったり、テニスコートやグランドゴルフ場があったりもします。でも、そうではないのです。あくまで学習の一環です。

 午前中は、まず研修室でしあわせの村の概要やこの後行う体験に伴って必要な知識を身につけます。これは映像による学習時の様子です。


 その後屋外で実際に学生たちがペアになり、一人がアイマスクをつけて白杖を持ちます。そして、もう一人が横に立ち腕を組んで歩きます。そう、視覚障がいの方の歩行体験とその援助・介助の方法を学ぶのです。

ゆっくり、ゆっくり慎重に歩いています。
次に、一人が車椅子に乗り、もう一人が車椅子を押す体験です。


一見簡単に押しているように見えますが、なかなか難しいのですよ。

 それが終われば、研修室のある建物に戻ります。そして、サポーターを着けて、チョッキを着て、重りを身につけ、眼鏡をかけます。変装のできあがり!と。
 それは、冗談ですが、これは高齢者体験なのです。このような装備をして、館内の廊下や階段を通って、高齢者が歩行される感じを体験するのです。
 みんな必死に歩いています。


 これで午前の部は終了!お昼休憩を挟んで午後からは、小グループに分かれて、しあわせの村にある障がい者施設や高齢者施設に入らせていただき、利用者の方と関わったり、利用者の方と一緒に作業をしたりして過ごしました。
 2、3月にある施設実習では、障害者支援施設へ実習に行く学生も多くいるため、それに向けて貴重な経験ができた一日でした。
 さあ、後期もまた頑張りましょう!