学長メッセージ

自由なこころを育てる

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院長・学長 棟方 信彦

宣教師ハウによって創設された本学院は、現存する日本最古のキリスト教主義による保育者養成機関です。フレーベルの幼児教育の精神に立ち、実務者を養成する実績と伝統を有しています。
卒業生は本学院で学んだことを誇りとし、現場での実践力においても一目置かれる存在であり続けています。私たちはこの名声に安住することなく、保育の原点である人間理解を踏まえた、子どものあるべき育ちを学び、保育者としての基盤を確かなものとしたいと願っています。

すべての学びは人間理解の深化に私たちを導きます。子どもは一人ひとりが固有の存在であり、またその成長段階も多様なあり方を表します。自由のうちに育つ個性を理解し尊重して、多様性に富んだ子ども本来の育ちの過程を見守り支えてゆきたいものです。こころは魂とも呼ばれます。
聖書ではこの魂は、神との対話の窓とも理解されます。一人ひとりが尊厳を持つのは人間の人格の底にこの魂を持っているからです。キリスト教の教えがこの人間理解を導いてくれるのです。