頌栄のこころ、
そのバトンをつないで
子どもたちの傍らで、その育ちを守りたいという皆さんの思いは、本学のモットー「こども こころ そだてる」に共嗚し、学びのうちに保育という志へと麿かれていきます。保育者を指す仲間と共に喜び、励まし合いつつ過ごす濃密な2年間は、創設者A.L．ハウが最も大切にしていた「魂の保育」につらなっていくかけがえのない時間となるでしょう。そして、見えるものだけでなく、見えないものに思いを寄せ、真実に触れようとする感性が培われ、永く息づいていくと確信します。
短大に隣接する頌栄幼稚園の子どもたちの姿に日々接しながら、「子どもを愛する」という真の意味と出会い、134年にわたって受け継がれてきた「頌栄のこころ」のバトンを受け継いでいただきたいと願います。そして、子どもたちの歩む道が、希望で満たされることを心から望み、そのために仕えていこうとする人となってくださるよう、教職員一同、皆さんの学びを全力で応援いたします。
学長関田 良
