専攻科について

※本専攻科は2025年以降の学生募集を停止いたします。

保育科での学びをさらに深める授業を受けながら、修了研究論文の作成に向けて、1年次から関心のあるテーマを探求し、計画を立てて研究を進めています。
必要な単位を取得することで、幼稚園教諭一種免許状や学士の学位を取得することができます。

学びの特徴

  • ・point 01

    資格免許を持った上での現場参入。

    幼稚園教諭二種免許状や保育士資格を活かした現場参入を体験します。保育所または福祉施設、幼稚園で子どもたちとかかわり、高度な実践能力を養います。

  • ・point 02

    少人数のグループワークなど
    主体的な学び。

    少人数教育という環境を活かし、ディスカッションや発表を重視した演習を豊富に用意。課題に向き合う力を育てます。

  • ・point 03

    学内外でのさまざまな経験。

    地域の子育て支援やボランティアなど、学内外の人々とふれあい、コミュニケーション力を育みます。

  • ・point 04

    丁寧な個別指導により
    教育学士の取得。

    ゼミでは自らが興味あるテーマを研究し、論文を作成。個別指導で学びを深め、4年制大学卒業に相当する学士(教育学)の取得をめざします。

カリキュラム・
取得できる資格等について

取得できる免許・資格

  • 幼稚園教諭一種免許状
  • 学士(教育学)
詳しく見る

teacher &student voice

山中 早苗 先生

専門性と人間性に磨きをかけて
自信あふれる保育者へ。

保育科における学びをベースに、関心あるテーマや実践力をさらに深めていけるのが専攻科。すでに取得している資格・免許を活かし、保育現場でアルバイトをする学生も多く、進路選択の視野が広がり、保育者や社会人としての責任感も大きく育つ2年間です。授業は講義形式にとらわれず、討論やプレゼンテーションを通して学生同士が学び合えるカリキュラムをたくさん用意。隣接する幼稚園の敷地内に専攻科生の教室があるなど恵まれた環境のなか、学生たちは互いに切磋琢磨しながら充実した学生生活を送っています。

保育科 圓山 美沙 さん兵庫県立加古川南高校出身

自分なりの保育観をここで見つける
ことができました。

保育科の学びの終わりが近づいた頃「もっと知識を深めたい」「やりたい保育のあり方を見つけたい」と進学を決めました。専攻科では自ら主体的に取り組み、みんなで課題を共有して話し合う授業が多く、自分の保育観が徐々に明確になってきました。また資格・免許を持っているので、保育所のアルバイトでは仕事を任されることが増え、責任感とやりがいを感じています。実習と授業で忙しかった保育科の日々も楽しかったのですが、今はのんびりした時間も過ごせるように。教室の窓の外から聞こえる園児たちの声を聞くのが好きです。

修了研究論文題目一覧

2024年度(令和6年度)修了生

  • 幼児期の子どもの歌との関わり ―領域の視点に着目して―
  • スポーツ活動が子どもの社会性と人間性に与える影響
  • ごっこ遊びにおける子ども同士の関わりと保育者の役割
  • フィリピンのストリートチルドレンへの教育及び就労支援 ~自己表現と子どもの自尊感情~
  • 集団での絵本の読み聞かせについて ―5歳児の反応に着目して―
  • 保育現場で集団生活を送る障害のある子どもへの保育者の支援 ―ADHDの子どもに焦点を当てて―
  • 死を扱った絵本が子どもに与える影響について
  • 夜間保育における家庭的な保育環境について

2023年度(令和5年度)修了生

  • 生活発表会での劇遊びにおける保育者の働きかけ
    ―3歳児クラスの子どもたちの思いを汲み取り、イメージを広げていくための保育者の関わりに着目してー
  • ソーシャルスキルの視点からみた子どもの援助
  • 保育における給食の環境がもたらす子どもの食への意識 ―食育の視点から―
  • 島田ゆか作品の魅力 ―サイドストーリーにも着目して―
  • 障がいのある子どもに焦点を当てたインクルーシブ保育の在り方と課題 ―場面緘黙をもつ子どもに着目して―
  • 親子のかかわりを豊かにする保育者の役割 ―子育てひろばにおける親子の言語的・非言語的なやりとりに注目して―
  • 幼児の遊び込む姿と生きる力の育ちについて ―森を活用した遊びにおける保育者の援助―
  • 子どもの貧困と地域コミュニティの関わりについて ―「子ども食堂」における社会性の育ちに焦点を当てて―
  • 保育環境を通したコミュニケーション支援について ―自閉スペクトラム症児との関わりに着目して―

2022年度(令和4年度)修了生

  • 子どもの意思や葛藤を支える保育者の援助 ―幼児の遊びや話し合いを通して―
  • 幼児期の子どもが感じる物語絵本の面白さ ―読み聞かせの場面を中心に―
  • 「お話あそび」に繋がる日常の表現活動についての研究 -幼児の個々の表現から集団活動へと発展していく過程を通して-
  • 長谷川摂子の絵本の特徴とその魅力について -「言葉」の部分に焦点を当てて-
  • 4歳児の遊び場面における視線の効果について -イメージの伝達・共有・言葉や行動・視線に焦点を当てて-
  • 大学生の「充実感」と第一愛着対象者の養育に対する認知について
  • 親の主体性を引き出す子育て支援
  • 保育現場における散歩活動についての研究 ―地域環境との関わりに焦点を当てて―